[D2 メール自動データベース変換ソフト バージョン2.8.3(ベータ版)][1]を公開しました。
(ドキュメントが未整備のため、ベータ版としています。)
「[D2 メール自動データベース変換ソフト][1]」は、メールを解析してCSVファイルに変換するソフトです。
■D2 メール自動データベース変換ソフト バージョン 2.8.3
[http://www.yamamototakashi.com/soft/d2/][1]
D2 バージョン 2.8.3(ベータ版)を公開しました。
今回のバージョンアップでは、次の修正を行いました。
(1)quoted-pritableのデコードの不具合を修正しました。
(2)メールがマルチパートのとき、「Content-Type」の値が「text/plain」かつ「Content-Disposition」の値が「inline」のパートの本文を、メールの本文として扱う機能を追加しました。
(2)の修正について、詳しく説明します。
次のようなマルチパートのメールをWindows Live メールで開くと、以下のように本文に各パートの本文が表示されます。
メール(Content-Type: multipart/mixed)
├パート(Content-Type: text/plain Content-Disposition: inline)
│└本文=マルチパート1
└パート(Content-Type: text/plain Content-Disposition: inline)
└本文=マルチパート2
D2でも同じように、マルチパートを本文として扱うことができるようになりました。
メニューから「設定」→「プロジェクトの設定」を選択します。
プロジェクトの設定画面が表示されます。
「メール」タブの「添付ファイルのインラインテキストをメールの本文に加える」チェックボックスをチェックします。
「OK」ボタンを押します。
以上で、「Content-Type」の値が「text/plain」かつ「Content-Disposition」の値が「inline」のパートの本文を、メールの本文に追加されるようになります。
ご意見・ご感想をお待ちしています。