GmailのメールをD2で変換する方法を紹介します。
D2にはメールを受信する機能はありません。
そこで、メール受信ソフトmailOneと連携して変換を行います。
mailOneでメールを受信すると、D2が起動して自動的に変換処理を行います。
メールの受信設定
mailOneを起動します。
「メールサーバーの設定」欄の「追加」ボタンを押します。
=> メール受信設定画面が表示されます。Gmailの受信設定を行います。
「接続テスト」ボタンを押し、メールサーバーに接続できることを確認します。
「OK」ボタンを押します。 => メイン画面に戻ります。
「メール振り分け設定」欄の「新規ルール」ボタンを押します。
=> メール振り分け設定画面が表示されます。「メールを保存するフォルダー」の「参照」ボタンを押し、メールを保存するフォルダーを指定します。
「OK」ボタンを押します。
「メール受信」ボタンを押し、メールを受信できることを確認します。
メニューの「ファイル」-「名前をつけて保存」を選択して、プロジェクトを保存します。
メールの変換設定
D2を起動します。
「メールの場所」欄にmailOneで指定したメールを保存するフォルダーを指定します。
「追加」ボタンを押し、パラメータを設定します。
※パラメータの設定についてはオンラインマニュアルの「パラメータ入力画面」「パラメータを設定する」をご覧ください。「変換」ボタンを押し、変換できることを確認します。
メニューの「ファイル」-「プロジェクトを名前をつけて保存」を選択し、プロジェクトを保存します。
メニューの「設定」-「自動実行処理バッチファイルの作成」を選択します。
=> 自動実行バッチファイル作成画面が表示されます。「プロジェクトファイルの場所」欄に、先ほど保存したプロジェクトファイルを指定します。
「次へ」ボタンを押します。
「保存するCSVファイルのファイル名」欄に変換したCSVファイルを保存するファイル名を指定します。
「保存するCSVファイルの文字コード」「保存条件」を指定します。
「作成」ボタンを押し、バッチファイルを作成します。
mailOneとD2の連携
mailOneを起動します。
メニューの「ファイル」-「開く」を選択し、Gmailの設定を行ったプロジェクトファイルを開きます。
「メール振り分け設定」の「ルールを編集」ボタンを押します。
=> メール振り分け設定画面が表示されます。「追加」ボタンを押します。
=> メール受信後実行プログラム編集画面が表示されます。「コマンドラインから」をクリックします。
「参照」ボタンを押し、D2の自動実行処理バッチファイルを読み込みます。
「OK」ボタンを押します。
=> メール受信後実行プログラム編集画面に戻ります。
「OK」ボタンを押します。
=> メール振り分け設定画面に戻ります。
「OK」ボタンを押します。
=> メイン画面に戻ります。「メール受信」ボタンを押します。
メールを受信すると、D2の自動実行処理が呼ばれ、変換結果がCSVファイルに保存されます。
補足
Gmailでは、POPでメールを受信できるのは一度だけです。
一度受信したメールは、削除処理などを行わなくても、受信できなくなります。
この問題を回避するには、POPのユーザー名に「recent:」をつけて「recent:username@gmail.com」としてください。
詳しくは「一部のメールがダウンロードされない – Gmail ヘルプ」をご覧ください。