「nextCSV CSVファイル編集ソフト」バージョン3.1.0を公開しました。
nextCSVは、他のソフトに受け渡せるようにCSVファイルを自動変換するソフトです。
変更点
ソフト電池を搭載しました
ライセンス認証にソフト電池を搭載しました。
nextCSV 2をご利用のお客様は無料でソフト電池の百年電池をお送りします。
バージョンアップ申し込みフォームからお申し込みください。
スクリプト列を追加しました。
セルの値をスクリプト(簡易プログラム)で設定する「スクリプト列」の機能を追加しました。
スクリプトを使用することで、柔軟な変換が可能になりました。
スクリプト(簡易プログラム)を簡単に作成できる「nextCSV Script Editor」を同封しています。
スクリプト列の使用例
行番号をセルの値にする
begin
Result := IntToStr(RowNumber);
end.
今日の日付をセルの値にする
begin
Result := FormatDateTime('yyyy/mm/dd', Date);
end.
CSVファイルのセルの値の日付の翌日を、セルの値にする
var
CellA: string; //A列のセルの値
DateA: TDateTime; //A列の日付
NextDate: TDateTime; //A列の日付の翌日の日付
begin
CellA := Cell(1);
DateA := StrToDate(CellA);
NextDate := IncDay(DateA);
Result := FormatDateTime('yyyy/mm/dd', NextDate);
end.
CSVファイルのセルの値は Cell関数 で取得します。
//A列のセルの値を取得する
CellA := Cell(1);
取得したセルの値を StrToDate関数 で日時型(TDateTime)に変換します。
//A列のセルの値を日時型に変換する
DateA := StrToDate(CellA);
日時型(TDateTime)の値に、 IncDay関数 で日数を1日追加します。
//A列の日付に1日を加え翌日の日付にする
NextDate := IncDay(DateA);
FormatDateTime関数 で日付型(TDateTime)を文字列型(string)に変換します。
//文字列に変換してセルの値に設定する
Result := FormatDateTime('yyyy/mm/dd', NextDate);
左側にゼロを埋めるには
begin
Result := FormatFloat('0000', StrToInt(Cell(2)));
end.
セルの値からカンマを削除する
begin
Result := StringReplace(Cell(1), ',', '', [rfReplaceAll]);
end.